少女と過保護ーズ!!続

ハイネside


あたしは八雲さんの不調に気付けなかった。

八雲さんは……あたしの体調が悪い時、落ち込んでる時とか必ず気付いて


『どうした?大丈夫か?』


って聞いてくれるのに……。

あたしは気付けず、倒れさせてしまった……。

いつから調子が悪かったんだろう……。


麻也に言われてキッチンから出てきたけど、どんな顔をして会えばいいの?

こんなあたしで、八雲さんの彼女だって言えるの?

彼氏の不調に気付けない、彼女なんて……。

やっぱりあたしは八雲さんに相応しくないんじゃ…


『志門っっ‼‼』


っっ‼??

え‼??

なんで‼??

なんで志門‼??

じゃないっ‼


なんてっっなんて声をっっ‼‼

苦しいなんて、そんなんじゃ足りない。

血を撒き散らしてるようなっっ‼‼


バチーーーーーン‼‼


自分の頬をおもいっきり叩く。

ビビってんなっ‼‼

あたし‼‼

こんな手のかかる、バカなあたしを好きだと言ってくれた貴方を信じないでどうする‼‼

八雲さんの彼女はあたしでっっ‼‼

あたしは八雲さんが大好きなのだ‼

どうしてあんな奴の名を呼んでるのかはわからないけどっっ‼

てか、あたしの名をっ

あたしの名を呼べばいいのにっ‼

じゃない、じゃないっ‼

八雲さんが苦しんでるなら行かなきゃ‼


さっきまでの重い足取りはどこへやら、二段抜かしであたしは階段をかけ上がった。



待ってて‼

八雲さんっっ‼←すぐそこだけどね!!