本当に俺らの総長はどこまでもデカくて暖かい。
俺は……この人の後を継ぐなんて……。
俺には……。
「麻ー也」
「ん?」
「大丈夫だ」
その竜くんが俺の考えを読んだのか、そう言ってくれる。
普段は人の考えを読むなんて高等技術出来もしないのにこういう時だけっ。
「俺の後を継げるのはお前だけだ」
「でも……」
俺はまだまだ小さい……。
「背のことは気にすん…………ぎゃるぼっっち!?」
誰が背のことを言った。
俺の逆鱗に触れた蓮をブッ飛ばす。
背は……今から伸びるんだ……。
多分、きっと。
「俺になろうとするな」
「っっ」
でもっっ‼
皆、竜くんを慕ってる。
竜くんに憧れて"黒豹"に入った奴らばかりだ。
そんな奴らを纏めるとなると、竜くんのようになるしか……。
「お前らしさが消えるんなら、お前が苦しむなら、俺は"黒豹"を俺の代で終わらす」
「な……に言って……」
竜くんが真っ直ぐ俺を見る。
逸らされることのないその視線にそれが嘘でないことを悟る。
というか、竜くんが"黒豹"のことで嘘をつくことなんて絶対にない。
"黒豹"を終わらす……??
無くなる?
"黒豹"が??
"家族"がバラバラに……?
「させねぇ。いくら竜くんでも、それはさせねぇ。"黒豹"は俺がこれから守っていく‼」
海斗さんが、竜くんが守ってきたものを今度は俺が守り、次へと渡すまで。
"黒豹"の皆の笑顔とハイネは守っていくーーーーーー。
俺は、竜くんを睨みながら宣言する。
もう逃げない。
「お前は、誰よりも"黒豹"が大好きで、いつも守るために先頭を走ってきた」
「蓮」
「真面目で嘘がつけず、真っ直ぐ。年上だろうが、お偉方だろうが、ダメなもんはダメと叱れる」
「……桂」
笑って言われる言葉達。
そんな風に思われてた……のか?
「大丈夫だ。麻也。お前はお前の遣り方で"家族"を守っていけ。"黒豹"は皆、お前を信じて付いて行く」
竜くん。
桂。
蓮。
まだまだ全然敵わないなぁ……。
だけどいつか……。
俺が笑うと、3人は俺の頭を撫でてぐしゃぐしゃにする。
普段なら子供扱いと怒る、それも今は嬉しくて。
「よっし‼じゃあ、八雲のためにおかゆでも作るか‼」
いつの間にか、お玉を握りしめ高々と掲げてる竜くん。
作れるの?
「おっ、いいねぇ……。え?米から?」
戸惑う桂。
料理したことないもんな。
「八雲の好きなチョコレートいれたら、すぐ治るんじゃね!?」
それは、カレールーだ、バカ蓮。
ハァ……。
「バカ共…………」
「「「ハィイ‼」」」
ビクッとする3人。
全くもう……
俺の大好きなやっくんに何を食わす気だ。
3人に指示を出すべく俺は動き出したーーーーーー。
ハイネ、やっくんを頼むね。
「おわわわわわわわわわ‼米がっっ‼‼米が脱走したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼」
「…………」
俺は……この人の後を継ぐなんて……。
俺には……。
「麻ー也」
「ん?」
「大丈夫だ」
その竜くんが俺の考えを読んだのか、そう言ってくれる。
普段は人の考えを読むなんて高等技術出来もしないのにこういう時だけっ。
「俺の後を継げるのはお前だけだ」
「でも……」
俺はまだまだ小さい……。
「背のことは気にすん…………ぎゃるぼっっち!?」
誰が背のことを言った。
俺の逆鱗に触れた蓮をブッ飛ばす。
背は……今から伸びるんだ……。
多分、きっと。
「俺になろうとするな」
「っっ」
でもっっ‼
皆、竜くんを慕ってる。
竜くんに憧れて"黒豹"に入った奴らばかりだ。
そんな奴らを纏めるとなると、竜くんのようになるしか……。
「お前らしさが消えるんなら、お前が苦しむなら、俺は"黒豹"を俺の代で終わらす」
「な……に言って……」
竜くんが真っ直ぐ俺を見る。
逸らされることのないその視線にそれが嘘でないことを悟る。
というか、竜くんが"黒豹"のことで嘘をつくことなんて絶対にない。
"黒豹"を終わらす……??
無くなる?
"黒豹"が??
"家族"がバラバラに……?
「させねぇ。いくら竜くんでも、それはさせねぇ。"黒豹"は俺がこれから守っていく‼」
海斗さんが、竜くんが守ってきたものを今度は俺が守り、次へと渡すまで。
"黒豹"の皆の笑顔とハイネは守っていくーーーーーー。
俺は、竜くんを睨みながら宣言する。
もう逃げない。
「お前は、誰よりも"黒豹"が大好きで、いつも守るために先頭を走ってきた」
「蓮」
「真面目で嘘がつけず、真っ直ぐ。年上だろうが、お偉方だろうが、ダメなもんはダメと叱れる」
「……桂」
笑って言われる言葉達。
そんな風に思われてた……のか?
「大丈夫だ。麻也。お前はお前の遣り方で"家族"を守っていけ。"黒豹"は皆、お前を信じて付いて行く」
竜くん。
桂。
蓮。
まだまだ全然敵わないなぁ……。
だけどいつか……。
俺が笑うと、3人は俺の頭を撫でてぐしゃぐしゃにする。
普段なら子供扱いと怒る、それも今は嬉しくて。
「よっし‼じゃあ、八雲のためにおかゆでも作るか‼」
いつの間にか、お玉を握りしめ高々と掲げてる竜くん。
作れるの?
「おっ、いいねぇ……。え?米から?」
戸惑う桂。
料理したことないもんな。
「八雲の好きなチョコレートいれたら、すぐ治るんじゃね!?」
それは、カレールーだ、バカ蓮。
ハァ……。
「バカ共…………」
「「「ハィイ‼」」」
ビクッとする3人。
全くもう……
俺の大好きなやっくんに何を食わす気だ。
3人に指示を出すべく俺は動き出したーーーーーー。
ハイネ、やっくんを頼むね。
「おわわわわわわわわわ‼米がっっ‼‼米が脱走したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼」
「…………」



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/common/cover/sig0andblekg007.png)