少女と過保護ーズ!!続

あ"!?

血ヘドを吐くみたく八雲が叫んだ。

チビ助を呼ぼうと、扉にかけていた手を放し八雲の元へ戻る。

志門……それはチビ助を拐った奴の名ーー。


なんで今さら!?


「っっ!?」


突然、八雲が暴れだした。

手を伸ばし、足をバタバタと動かす。


まるで、誰かを求めるかのように。

助けに走り出すかのように。


八雲が助けに行く……そんなのはチビ助ぐらいだ。

あの時の夢か!?

あの時の夢を見てるのか!?


コイツ……。


「八雲っ‼」


俺はそれを必死に押さえ、八雲を呼ぶ。


「いだっ‼いだだっ‼痛いわっ‼八雲この野郎‼」


意識がないもんだから、力加減というものがない。

俺はボカボカと八雲に殴られっぱなし。

が、病人に手を出すわけにもいかず。


「八雲っ‼‼」


これでもかって程の声で、しかも耳元で叫んでやった。

そのかいがあってか、カッと目をカッ開いた八雲。


おっ‼‼

やっ……


ゴンッ‼‼


「*="'+$"*=‼??」


なんの予備動作もなく、八雲が飛び起きた。

んで、必死に押さえ込んでる俺のコメカミに頭突き‼‼


狙ってたんか‼??

っつーくらい正確な位置にっ‼‼


「ぐっうぉぉぉあああああっっ‼‼」


あまりの痛さにベッドから落ち、床をのたうち回る俺。


「????」


状況がわからずキョトン顔の八雲。


「……や」


が、すぐにベッドに倒れ込む。


そんな時


バタバタバタバタバタバタバタバタバタバターーッ‼‼

俺らの騒ぎを聞き付けたのか、チビゴジ◯が来た。


「八雲さんっっ‼‼」


おい、こらっ‼

俺はどうした‼

血相を変えて、チビ助が部屋に入ってきた。