唐突に声が上がる。
力強い声だった。
……………………チビ?
また光が現れる。
さっきとは反対の所に。
絶対なる存在感。
鮮やかで深い赤い光。
『ハイネ』
少し幼い声。
そして赤い光の隣に現れる、暖かく元気なオレンジ色の光。
あたしの名前…………。
『チビ助』
からかいを含んだ、柔らかな声。
次に現れたのは、清廉で静かな紫の光。
……チビって……あたし?
あたしが呼ばれてる?
『チビネ』
大きな親しみが込められた声。
現れたのは、全てを照らし輝かす黄色の光。
ポンポンと現れる光に、あたしは目が放せない。
もう1つ……。
何故か、そう思ったんだけど、次に現れる光はなくて。
出揃ったらしき赤、オレンジ、紫、黄色の光たちが集まりだした。
集まり、そして合わさり、1つの形になる。
それは
「―――豹―――――」
気高くも美しい黒豹だった。
力強い声だった。
……………………チビ?
また光が現れる。
さっきとは反対の所に。
絶対なる存在感。
鮮やかで深い赤い光。
『ハイネ』
少し幼い声。
そして赤い光の隣に現れる、暖かく元気なオレンジ色の光。
あたしの名前…………。
『チビ助』
からかいを含んだ、柔らかな声。
次に現れたのは、清廉で静かな紫の光。
……チビって……あたし?
あたしが呼ばれてる?
『チビネ』
大きな親しみが込められた声。
現れたのは、全てを照らし輝かす黄色の光。
ポンポンと現れる光に、あたしは目が放せない。
もう1つ……。
何故か、そう思ったんだけど、次に現れる光はなくて。
出揃ったらしき赤、オレンジ、紫、黄色の光たちが集まりだした。
集まり、そして合わさり、1つの形になる。
それは
「―――豹―――――」
気高くも美しい黒豹だった。



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/common/cover/sig0andblekg007.png)