少女と過保護ーズ!!続

「・・・・寧々さ・・・」


ゴッッ‼‼


頭突きをかます。


「~~~~っっ‼」

「ああっもう、痛ったいな‼」


プクーッとあたしのオデコも優さんのオデコも腫れてくる。

化け物を見るような優さんの目。


もうわかったでしょ?


母はこんなに乱暴者じゃなかったでしょ?


"ハイネ"はこんなだけど。


こんなあたしを皆は受け入れて笑って・・・・笑って・・・


「「「「ひーっひっひっひっひっ‼‼」」」」

「今度は頭突き‼格闘家か、チビ‼」


笑いすぎでしょーよ。

こんな風に笑ってくれるから、これで良いんだと思える。


「ここが何処だかわかる?」

「・・・・何処?」

「お墓」

「・・・・っっ」

「お墓だよ・・・って逃げんな‼」


この人は本当にここが何処だかわかっていなかったというのだろうか?

真っ青な顔をして後退りを始めたもんだから、服を引っ張って引き戻すけど


「近いっっ」


ンベリッと八雲さんに引き剥がされた。


「おいおい。逃げんじゃねぇよ。お前は今日ここで現実を理解し、自分がこれまでハイネにしたことを思い出し謝罪しろ」


蓮くん・・・・。

懲りずに逃げようとした優さんを今度は蓮くんが捕まえてくれて、そんなことを言ってくれる。


「嫌だっ!嫌だ!嫌だぁぁぁぁぁ‼‼」


頭を振り回して拒否する優さん。


「煩い」


ゴッッ‼‼

麻也‼

麻也が目にも止まらぬ早さで優さんに頭突きをかまして黙らせる。


さっきのあたしのより2倍は威力が・・・。

おおおぅ・・・・。

きっと優さんの脳細胞は今日でたくさん死滅したな。

まぁ、この人はたくさんあるだろうからいいか。

あたしや竜希さん、蓮くんだったら危なかっただろうけど・・・・。


「「いやいやいや・・・」」


竜希さんと蓮くんが、突如首と手を横に振りだす。

どした?


「俺の脳細胞は今ちょっと旅に出てるだけだ‼」


何処にだっ‼


「んなわけあるかっっ」


すっとんきょうなことを言う竜希さんを睨む。


「俺っ、俺の脳細胞は家出中だ‼」


反抗期かっ‼‼


「んなわけあるかっっ」

「あたたたたたたっっ」


イラっとしたので蓮くんの二の腕をつねってやった。