少女と過保護ーズ!!続

ゴッッ‼‼‼


なんとも重い音がして優さんが悲鳴もなく倒れた。


「優‼」

「%#¥?&$@¥$&っっ‼??」



衝撃が自分にもきた。


全身がビリビリと痺れ、縫った足に激痛。


ヤバい・・・かな?



「このっバカ‼」


衝撃に耐えきれず、よろめき倒れそうになった所を八雲さんに、抱き止められた。


「あ・・・・りがと」

「傷は!?傷口は開いてないか!?大丈夫か!?」


ズボンの上から傷を触られる。

白のジーパンは真っ白のままで、傷が開いてないのを教えてくれた。


良かった・・・。


優さんの目を覚まさせるためとはいえ、ちょっと反省。


これで傷口が開いて、病院逆戻りなんて具の直行だ。



「・・・・愚の骨頂な。愚の骨頂」

「っっ!?」


なんてこった‼

間違えた‼

なんかこうっっ‼

カッコ良さげだったから使ってみたけど‼


間違えた・・・


これは・・・


「帰ったら国語の勉強しような」


ニッコリと八雲さん。

やっぱりなーーーーーーー‼

うぐぅ・・・・。


「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」



辺り一帯を沈黙が支配する。


アレ?





「「「「ブハッッ‼」」」」


は?

疑問と共に皆を見た瞬間、寒空の下、爆笑が沸き起こった。

んんん?


「踵落としときたもんだ‼」

「すんげぇ足上がってたんだけど!?」

「・・・・マザコン‼」

「男・・・男前すぎるだろ、チビネ・・・・」


ひーっひっひっひっひと地面を転がる総長と八雲さん以外の幹部3人。


え?

そんなに面白い?

自分としては、超真面目だっただけに理解が出来ない。

だからスルー。

ケタケタ、ゲラゲラ笑う4人+必死で笑いを噛み殺してる"黒豹"の仲間をスルー。


「ありがとう。八雲さん」


支えてくれた八雲さんにお礼を言って自分の足で立つ。


「大丈夫か?」

「うん」


心配してくれる八雲さんに笑顔で頷き、あたしは優さんの元へ。

未だに倒れてる優さんの胸ぐらを掴んで上半身を起こす。





「目は覚めた?」