少女と過保護ーズ!!続

でも・・・・


「八雲さん・・・は??」

「ん?」

「八雲さんは・・・ずびっっ、嫌いになってな・・・・」


ビシッッ‼‼


‼??

痛ったぁ‼‼

目の前を星がっ星が散った‼

どうもあたしはデコピンをされたらしい。

あの威力のデコピンて・・・もう兵器だろっっ。


「俺の気持ちを、愛を舐めんじゃねぇぞ、んなことぐらいで嫌いになるか」


低く睨まれながら言われたのは、愛の言葉。


「例え鼻水だらけのなんとも情けないブッチャイクな顔でもお前なら愛しいよ、ハイネ」


‼??


「う"お"ぉ"ぉ"ぉ"あっっ‼??」

「その叫び癖もな」

「~~~~~~っっ」


そうだよ‼‼

あたしさっきまで号泣してた!

鼻水やら涙やらで顔はぐちゃぐちゃだっっ‼‼

顔をおもいっきり反らそうとした。

したんだけど・・・・

ガッチリ掴まれてるよね‼

もうこれでもかってくらいガッチリ掴まれてて動かないよね‼‼


「う"ぉ"ぉ"あー、はーなーせー」

「もう俺の気持ちを疑わないか??」

「ハイ‼ハイ‼疑いません‼」


だから、放してーと嘆くも放してもらえず、どこからともなく八雲さんの手にはティッシュペーパーが・・・。


まさかっ

まさかだよ・・・・


「んむむむむむっ‼‼」


八雲さんに鼻を拭かれる。


いやー‼‼

いやー‼‼

これ絶対にアレだよ‼







でろーーーーん‼‼

と鼻水が伸びた。


「・・・・っっっっ」


そのあまりの長さに八雲さんはプルプル震えながら笑うのを我慢してる。

いっそ、笑われた方がマシなのでは??


もぉやだぁ・・・。

どこの世界に好きな人に鼻水を拭かれ、伸びる鼻水を見られるという女が居ようか・・・・。

居ないわっ‼‼

あたしだけだわっ‼‼

きっと‼‼


ルンルンで、未だに鼻水を拭いてくれてる八雲さんを恨みがましく睨むも効果なし。

それどころか、チュウされましたよ‼??


え"

え"‼??


「上目使いなんて可愛いことするお前が悪い」

「上目使いじゃないですよ、睨んでたんです‼」


八雲さん、目大丈夫か?

上目使いどころか、白目じゃなかった‼??


ハッ‼??

まさか頭打ってた‼??

どどどどどどどどどどどどどうしよ‼??

今から先生を‼??

先生を呼ぶべきか‼??


「泣き止んだな」

「う?あっ」


本当だ。

いつの間にか涙が引っ込んでた。

八雲さんがあたしの目尻を撫でながら笑う。


「良かった。ハイネが干からびるかと冷や冷やした」


干からびるて・・…


「ふはっ‼」


八雲さんの表現にあたしも笑ってしまう。