少女と過保護ーズ!!続

情けない顔をしてたんだろうか。

ハイネはハの字に眉を下げ笑うと両手を伸ばしてきて俺の頬をその小さな手で触れ頷いてくれる。


「うん。なんでも話すよ。・・・・あっでも・・・・」

「ん??」


ハイネの手に自分の手を添え先を促す。


「話す間・・・ぎゅってしてて?」



ズッキューーーン‼‼


自分で言ってて、ポンッッと顔を真っ赤にするハイネ。


あー‼

もう‼

なんでこんなに可愛いのか‼??

もう話も聞かず食ってやりたいんですが‼??

良いですか‼??

キュン死にしそうなのをなんとか堪え、彼女の要望通りぎゅっと抱きしめる。

するとくすぐったそうに笑うもんだから


「ぎゅっ。だけで良いのか?その先も・・・・キスも・・・・」

「ぎゅっ。でいいです」

「はい」


キスもしようか?と言おうとしたら頬をもにゅっと掴まれ引っ張られたので断念する。

しばらくはそのまま黙ってくっついてた。

話せるようになるまで。

ハイネは俺の心臓の音に耳をすませ、そして。


話始めた。

始まりは外の騒がしさだったと言う。

花音さんが来たのかと外に出れば、見たこともない男達が真中と田中をリンチしていて、無我夢中でその中に突っ込んで行って田中に覆い被さったのだと。

竜ちゃんから聞いてはいたが・・・本人の口から聞く真実に胸が痛ぇ。

俺の気持ちは、そこで真中達がやられていようとも隠れていてほしかった。


"シャーウッド"に鍵をかけて花音さんが来るまで。

でもそれをしないのが、敵に突っ込んで"家族"を守ろうとするのが"ハイネ"なのだ。

その真っ直ぐさと優しさに皆、惹かれるんだ。

それでも一言くらい言ってもいいだろう。



「バカたれ・・・・」

「・・・・ごめんなさい」