少女と過保護ーズ!!続

「え・・・・??」


眩しいものを見るかのように目を細める伯母さん。


あたしが父に・・・・??


「なんて顔してんだ。嬉しくないのか??」

「えー??いやーあの父に似てるって・・・・うん」


似てるかぁーーーー??

まぁ・・・・あの天然母よりは似てるかぁ。

・・・・って、え‼??

性格でしょ‼??

顔じゃないよね‼??

いやでもなぁ、あの父に似てるって・・・・。


「そんな百面相して、どんな父親なんだよ」



苦笑いで聞いてくる竜希さん。


どんなって・・・


「明るく朗らかで優しい、いつも元気に笑ってて、自然と人があの子の周りに集まるようなそんな子だったわ」


あたしが答える前に伯母さんが答えた。


そなの‼??


新事実‼‼

確かに父は友達は多かったけど。

あたしを引き取りたいと言ってくれたあの人は元気だろうか・・・。


うーん。

てか、良く言い過ぎな気がする。


その声に懐かしさと愛情が込められてるように感じた。


複雑な心境が渦巻く。


伯母さんは父を憎んでたんじゃないの??


だから・・・あたしも憎まれて・・・・


「ああ。それなら似てるな。そっくりだ」


竜希さんが、似てると言われたあたしより嬉しそうにケタケタ笑って言う。


「え‼??」


そっくり‼??

マジで‼??


「遊園地に行くのにワクワクしすぎて、娘が車にまだ乗ってないのに出発するような父と‼??」

「フハッ‼」

「あの子・・・・」


あの時、置いていかれたあたしはどれだけ悔しかったことかっっ‼


ごめんなー。

なんて笑顔で引き返してきたが。


「泳ぎに行けばハシャギすぎて、勢い良く飛び込んだはいいけど、浮き輪がスッポ抜けてパニクり溺れるような父と‼??」


全く見ず知らずの人に救助された父と‼??

涙と鼻水でブッサイクだった父の顔を今でもハッキリと覚えてる。

それを見て心配所かキャッキャッと笑ってた母のことも。

小さいながら、この夫婦大丈夫か?と思った。


「ブワーッハッハッハッ‼」

「・・・・・・・・」


竜希さんは大爆笑。

伯母さんは呆れながらも"あの子らしい"と目を伏せて笑った。


「どう聞いてもまんまお前じゃねぇか‼おっちょこちょいな所も間抜けな所も」


なんだと‼??

おっちょこちょいな所に間抜けな所がそっくりだと‼??




そっくりだな‼‼