少女と過保護ーズ!!続

「あんたのせいだっ‼あんたのせいなんだ‼」

「美優っっ‼」


駄々っ子のようにただあたしのせいだと叫ぶ美優は、伯母さんの声も届いていないようで。

でも本当にわからない。

美優の言ってることがわからなくて困惑するばかり。

だってあの日から、芹原家から伊藤家に引き取られたあの日から美優とは会ってもいない、どこかですれ違ったなんてこともない。

あたしのせいって・・・・。


「竜希さん」


総長。

総長なら何かを知ってるはず。

あたしは竜希さんに助けを求めた。

すぐ側に立つ竜希さんを見上げれば、どこか嫌そうに口を開いた。


「・・・おまえが拐われた時」

「拐われた‼??」


伯母さんが目を見開いてあたしを見る。

・・・・何??

まさか知らないの・・・??

息子が仕出かしたことを・・・・


「ハイネ」


凛さんに呼ばれる。


「ちょっと席を外すわね」


そう言って、伯母さんを連れて病室を出ていった。

伯母さんには凛さんが話してくれるみたいだ。

あたしはもう見えないけど凛さんに頭を下げた。


お願いします。


「蓮がそっちの嬢ちゃんから"シャーウッド"周辺の防犯カメラ映像を借りてきてくれた中に」

「桐子から・・・‼??」


え‼??

普通そういうのって一般人には絶対に見せてもらえないよね‼??

警察とかでもない限り。

おもわず桐子を見れば、静かに笑うだけ。

桐子って一体・・・。


ハッ‼

アレか・・・隠れ捜査官・・・


みょーーーーーーん‼


「あい、しゅみましぇん」


麻也に力一杯ほっぺを伸ばされた。

心の内を読まれた上に間違えたらしい・・・。


「この女が不自然に何度も何度も映ってた」

「"シャーウッド"の周辺を行ったり来たり、何度もね」


竜希さんの言葉に麻也が頷く。


「その映像を見た八雲が、この女だと言い、芹原優が犯人だと断言した」


八雲さんが・・・??

桂と一緒に未だに眠ったままの八雲さんに視線をやる。


「で、芹原優の居場所を聞くために会いに行った」

「桂が??」

「どっから聞いてきたのか後から竜ちゃんが来た・・・頭から血ぃ流して」

「ハァ‼??」


どういうこと‼??

竜希さんを見る。