少女と過保護ーズ!!続

「あたし??」


え?

覚えが全くないんだけど??

意味がわからず美優を凝視してれば、見られてるとわかった美優が叫んであたしに掴みかかってこようとする。


「ハイネに触るな」

「近寄らないで」

「なっ何よ‼??」

「麻也。桐子」


そんな美優を牽制して麻也と桐子が彼女を睨んで止める。

さらにその二人の前に竜希さんと桂と蓮くんが。


「うちの"姫ーズ"に触らないでもらえますかぁ」


姫ーズ!?

え!?

何ソレ可愛いんだけど‼

桂が謎な日本語を発した。

ズってことは一応あたしと・・・・


「一応なんかいっ」

「お??」


蓮くんにツッこまれた。

いやだって、あたしが姫って。

そして桐子と後は麻也か‼


「あ"‼??」

「いやいや、あたしが言ったんじゃないし‼」


桂だしっっ‼

ズイッと桂を指差す。

その桂は麻也の睨みなんてなんのその、ヘラヘラと笑って美優を見てる。

でもその目はやっぱり笑ってなくて、怖い。


「男達に守られて、お姫様気取りかっっ‼」


皆に守られるあたしに美優がまた憎々しげに吠える。

その形相はさっきの伯母によく似ていて、姫にはほど遠かった。


「気取りって~、ちょっと~聞いたぁ~竜希マダム~」

「聞いたわよ。マダム桂。気取りって」


マダムって。

またなにか始まった。

クネクネする二人をジトーッと半眼で見る。


「バカじゃねぇの」

「麻也!?」


いきなり暴言!?

ってか、どっちが!?

竜希さん!?

桂!?


「どっちも違う」

「え!?」


じゃあ??


「本当にな」

「蓮くん??」


四人が一斉にあたしを見る。


「な・・・何!?」


あたしがバカだってか!?

そして笑う。

目を細めて、くしゃっと。



「「「「正真正銘、俺らの"姫"だっての」」」」




~~~っっ!!

ちょっ・・・これは恥ずかしい!!

おもわず顔を両手で隠す。


「ありゃ、チビ、照れちゃってる??」

「ふっ。顔が真っ赤ですよ~。チビ助~」

「ハイネだけだよ」

「可愛い‼チビネ‼」

「おわわわわ‼」


一気に皆がこっちに寄ってくる。



「うるさいっっ‼」


!?