少女と過保護ーズ!!続

ガラッと扉が開き、入ってきたのは・・・


「ハイネちゃん‼」

「桐子‼」


あの二人ではなかった。

涙目で顔をくしゃくしゃにした桐子だった。


「ハイネちゃん‼」

「おぐぅっっ‼??」


そしてあたし目掛けてやってきたかと思うと腹にタックル・・・もとい抱きついてきた。


「・・・うっうっ・・・無事で良かった‼」

「ごめん、心配かけてごめんね。桐子。さっきはあたしのために怒ってくれてありがとう」


タックルで一瞬息が出来なくなったけど、あたしにしがみついて泣き出した桐子の頭を撫でてお礼を言う。


「親友・・・だから」


お礼の返事がソレ。

可愛い‼

可愛いすぎる‼


「あたしが・・・親友でいいの?」


不安で聞く。

あたし・・・・こんなだよ?

迷惑もいっぱい・・・


「もうとっくに親友だよ‼」

「そか‼」


ありがと‼

嬉しいな‼

桐子と二人、笑いあう。

二人共半泣きで。


「「チビ姫・・・」」


次にゴブさんとハゲさんが。


ん?

何故に一気に入ってこない??

あの二人は??

というかっっ‼


「ゴブさんっハゲさんっっ‼ごめ・・・」

「チビ姫のせいじゃねぇ‼」


・・・‼??


「あああ!真中が怒鳴ってごめん!チビ姫‼でもさっきのはチビ姫のせいじゃねぇから謝ってほしくねぇんだよ。俺ら」

「ハゲーズ・・・・」

「今、ハゲーズは止めて」

「チビ姫・・・」

「ごめんて‼ついクセで・・・」


グッと唇を噛むゴブさんと苦笑いで首を横に振るハゲさん。


「でも・・・・」


二人はそう言ってくれるけど・・・

痛かったでしょう?

悔しかったでしょう・・・?

それを言ったのは、あたしの血の繋がった・・・


「「チビ姫と一緒に居られるなら、コレくらいどうってことねぇ‼」」


一言一句違えることなく最後まで綺麗にハモったハゲーズ。


「ぴゅ~う、やるぅ!」

「カッコいいな!ハゲーズ!」


凛さんと麻也がそれに喝采を上げた。

そしてあたしは


「フハッ‼」


見事なハモりに吹き出した。

すると皆も笑う。


「ありがとう。ゴブさん、ハゲさん。大好きだよ」


「「俺らもチビ姫が大好き・・・だ‼??」」


だ‼??で、だるまさんが転んだのごとく勢いよく後ろを振り返ったハゲーズ。


どした‼??

そっちにはまだ寝てる八雲さんしか居ないよ!?



「あれ?でも凛さん、さっきのハゲーズの言葉、ついさっき同じようなことハイネが言わなかった??」

「シーッ‼麻也、シーッ‼感動のシーンだから‼」


聞こえてますよ?

二人共。

まだハゲーズは八雲さんを凝視してるし‼