少女と過保護ーズ!!続

「待て待て待て待て‼」

「????」


俺はおもわず、チビネの肩を掴んで揺さぶった。


「お・・・・お・・・お」


なーんだって、なんだ‼

女の子が傷痕が残るなんて一生もんのことなんだぞ?

わかってるのか!?

歯を食い縛る俺にチビネは柔らかく笑って、肩を掴む俺の手を握ってきた。


「心配してくれて、ありがとう蓮くん。でもね、あたしは・・・」


あたしは?

チビネが目を伏せる。


「竜希さんの頭がより一層馬鹿になったんじゃないかと・・・・」

「あ"??」


チビネ・・・??

竜ちゃんに、ケンカ売ってんのか?


「麻也の可愛い顔に傷が残ったりするんじゃないかと・・・」

「ハイネ・・・」


今も目元が腫れて、口の端に目立つ青タンのある麻也。


「桂の頭に十円ハゲが出来たんじゃないかと・・・・」

「不吉なことを言うんじゃねぇよ」


今回ばかりは、かつてないほど必死だった桂。


「蓮くんの心に・・・消えない後悔を植え付けてしまってるんじゃないかと・・・・思って・・・」

「チビネ」


俺の後悔なんか、お前の痛みに比べたら・・・。


「自分の傷よりも・・・そっちの方がずっとずっと・・・・怖かった」


小さな震える声で呟かれたのはチビネの本心。


「八雲さんも目覚めてないし、ハゲさんゴブさんのケガも深くて・・・・まだ怖いけど・・・」


そこで言葉を切って、チビネが伏せていた視線を上げる。


そして


「花音さん」

「・・・・・・・・」



ずっと俯いて話を聞いてた花音さんに話しかけた。