竜希side
激しく崩壊する教会を俺はただ見てることしか出来ない。
その中に、小さな妹を、危ないとわかってるのに送り出した。
本人の希望であり、俺も出来ると判断したから。
信じてはいる。
必ずチビは八雲を連れ帰る。
でも出てこない二人に気持ちは逸った。
飛び込んで行きたくなる。
「・・・・・・・・」
Piiiiiiiiiiiiiーーーーーーーーーーーー‼‼
そんな俺の耳に届いたのは、持ち主に似てやかましくも澄んだホイッスルの音。
ピンチに鳴るそのホイッスルが、今鳴った。
それが俺には"大丈夫"。
そう言ってくれてるように聞こえた。
生きてる。
アイツらはまだ中で頑張ってる。
間に合え‼
間に合ってくれ‼
ギリッと拳を握り、誰にでもなく祈れば、その祈りに答えてくれるかのように、咆哮を上げた桂のバイク。
桂の奴、いつの間に‼
抜かりない仲間のファインプレーに拍手を贈りたくなった。
バッキィーーーーーーーーーーーー‼‼‼
そして、とうとう‼
壁をぶち破り、桂のバイクが崩れる教会から弾丸のように飛び出してきた‼
「チビ‼八雲‼・・・・・・・・・・・・ぐわっ!?」
バイクが飛び出してきてすぐ、教会が完全に崩れ落ちた。
それにより起こった爆風がココに居る全ての奴らを襲う。
踏ん張り、目を庇いながら、それでもバイクの行方を追う。
こんな爆風じゃあ、いくら八雲のバイクの腕が確かでも危ない。
案の定バイクは風で揉みくちゃにされ、スピードが一気に落ちる。
急ブレーキをかけて停まろうとしてるみたいだが、今の八雲の体力では、バイクを支えきれず倒れてしまう‼
投げ出されるとわかったのか、チビが八雲の首にしがみつくのが見えた。
庇われてるようにも、守ろうとしてるようにも見える。
もう、もう傷付けさせねぇよ‼
俺は無我夢中で走り出した。
「「「「ハイネ‼八雲‼やっくん‼」」」」
激しく崩壊する教会を俺はただ見てることしか出来ない。
その中に、小さな妹を、危ないとわかってるのに送り出した。
本人の希望であり、俺も出来ると判断したから。
信じてはいる。
必ずチビは八雲を連れ帰る。
でも出てこない二人に気持ちは逸った。
飛び込んで行きたくなる。
「・・・・・・・・」
Piiiiiiiiiiiiiーーーーーーーーーーーー‼‼
そんな俺の耳に届いたのは、持ち主に似てやかましくも澄んだホイッスルの音。
ピンチに鳴るそのホイッスルが、今鳴った。
それが俺には"大丈夫"。
そう言ってくれてるように聞こえた。
生きてる。
アイツらはまだ中で頑張ってる。
間に合え‼
間に合ってくれ‼
ギリッと拳を握り、誰にでもなく祈れば、その祈りに答えてくれるかのように、咆哮を上げた桂のバイク。
桂の奴、いつの間に‼
抜かりない仲間のファインプレーに拍手を贈りたくなった。
バッキィーーーーーーーーーーーー‼‼‼
そして、とうとう‼
壁をぶち破り、桂のバイクが崩れる教会から弾丸のように飛び出してきた‼
「チビ‼八雲‼・・・・・・・・・・・・ぐわっ!?」
バイクが飛び出してきてすぐ、教会が完全に崩れ落ちた。
それにより起こった爆風がココに居る全ての奴らを襲う。
踏ん張り、目を庇いながら、それでもバイクの行方を追う。
こんな爆風じゃあ、いくら八雲のバイクの腕が確かでも危ない。
案の定バイクは風で揉みくちゃにされ、スピードが一気に落ちる。
急ブレーキをかけて停まろうとしてるみたいだが、今の八雲の体力では、バイクを支えきれず倒れてしまう‼
投げ出されるとわかったのか、チビが八雲の首にしがみつくのが見えた。
庇われてるようにも、守ろうとしてるようにも見える。
もう、もう傷付けさせねぇよ‼
俺は無我夢中で走り出した。
「「「「ハイネ‼八雲‼やっくん‼」」」」



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.795/img/common/cover/sig0andblekg007.png)