少女と過保護ーズ!!続

ウォォォォォォォォーーーーーーーーン‼‼




低い咆哮が辺りに轟く。





「これ、桂さんのバイク!?」


「まさかっ!?」


「そのまさかだろーよ」




桂さんがニヤッと笑う。



この人・・・こうなることがわかってたんじゃ・・・・




「遅ぇじゃねぇか。ダメかと思ったわ」




違った。



小さく小さく呟かれた言葉には安堵と焦りが窺えた。




「ハイネ‼やっくん‼」


「急げ‼早く‼」



麻也さんも蓮さんも、食い入るように前のめりで教会を睨んでる。


教会はもう半分は崩れ落ちた。


こんなんで本当に逃げきれ・・・




バッキィーーーーー‼‼‼



教会が崩れる轟音の中で、何かを激しく突き破る音がした‼



とうとう‼

とうとう‼‼




「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」




皆が息を殺して待つ・・・・・・も











「「こっちじゃないんかいっっ‼‼」」




どこか違う所で急ブレーキの音が‼



それを聞いた瞬間、麻也さんと蓮さんそれに桂さんが同時に走り出す。




「あっ待・・・・っ!?」




出遅れた俺達もなんとか3人に続く。



どうか、どうか無事でーー‼