NOside
「早くっ早くしろよ‼俺らまで潰れんだろーが‼」
「うっせぇな、待てよ‼気絶した奴がこんなに重いなんて・・・」
しかも足場は悪いし、砂ぼこりで息はしづらいし‼
「なんで・・・こんな、俺らを裏切った総長なんて・・・」
「グチグチ文句言ってんな‼志門にはまだ利用価値があんだよ‼」
「だからって・・・」
俺らは今にも崩れてしまいそうな教会から総長を連れ出した。
なんでこんな奴を・・・・。
"邪魅"を仲間を捨て駒にしたようなコイツを、こんな酷い目にあってまで助けなきゃなんねぇんだ。
でも、あの男なんで・・・。
血塗れになりながらも綺麗な男がいた。
あの男は俺らが総長を連れ出そうとしてることに気付いていた。
完全に気付いていたのに、見逃した・・・。
背筋がゾッとするほど冷めた目で俺らを見てた。
が、すぐに見逃された意味を知ることになる。
「ふぅー。危なかった‼ちょっとスリルがあって楽しかったけど‼」
教会をでたとこでツレがそんなことを言う。
何言ってんだ・・・死ぬかもしれなかったんだぞ。
まだ中に残ってる奴もいる。
その中には"邪魅"が拐った女の子も居た。
可哀想なくらいボロボロだった。
なのに、大きな猫瞳は輝きを失ってなくて、真っ直ぐな可愛い女の子だったな。
無事で・・・
「いやー。あの中から志門を運び出す手間が省けたわ。ありがとよ」
カツン・・・。
「誰だ!?」
「誰だとはご挨拶だな。そっちから戦争を吹っ掛けといてよ」
カツン・・・。
なんで・・・。
あれだけ居た野郎共も今や教会の周りには、人っ子1人 居ない。
少し離れた所で、ケガの手当てをしてもらってたり、居ない奴がいないか確認してたり、まだ殴りあってる奴等さえ居る中で、こんな教会の一番目立たない裏口など誰も気にしない。
居ないと思ってた。
だからこっちから出たのに‼
けれど、ソイツは居た。
いや正確には現れた・・・だ。
たった1人で。
「早くっ早くしろよ‼俺らまで潰れんだろーが‼」
「うっせぇな、待てよ‼気絶した奴がこんなに重いなんて・・・」
しかも足場は悪いし、砂ぼこりで息はしづらいし‼
「なんで・・・こんな、俺らを裏切った総長なんて・・・」
「グチグチ文句言ってんな‼志門にはまだ利用価値があんだよ‼」
「だからって・・・」
俺らは今にも崩れてしまいそうな教会から総長を連れ出した。
なんでこんな奴を・・・・。
"邪魅"を仲間を捨て駒にしたようなコイツを、こんな酷い目にあってまで助けなきゃなんねぇんだ。
でも、あの男なんで・・・。
血塗れになりながらも綺麗な男がいた。
あの男は俺らが総長を連れ出そうとしてることに気付いていた。
完全に気付いていたのに、見逃した・・・。
背筋がゾッとするほど冷めた目で俺らを見てた。
が、すぐに見逃された意味を知ることになる。
「ふぅー。危なかった‼ちょっとスリルがあって楽しかったけど‼」
教会をでたとこでツレがそんなことを言う。
何言ってんだ・・・死ぬかもしれなかったんだぞ。
まだ中に残ってる奴もいる。
その中には"邪魅"が拐った女の子も居た。
可哀想なくらいボロボロだった。
なのに、大きな猫瞳は輝きを失ってなくて、真っ直ぐな可愛い女の子だったな。
無事で・・・
「いやー。あの中から志門を運び出す手間が省けたわ。ありがとよ」
カツン・・・。
「誰だ!?」
「誰だとはご挨拶だな。そっちから戦争を吹っ掛けといてよ」
カツン・・・。
なんで・・・。
あれだけ居た野郎共も今や教会の周りには、人っ子1人 居ない。
少し離れた所で、ケガの手当てをしてもらってたり、居ない奴がいないか確認してたり、まだ殴りあってる奴等さえ居る中で、こんな教会の一番目立たない裏口など誰も気にしない。
居ないと思ってた。
だからこっちから出たのに‼
けれど、ソイツは居た。
いや正確には現れた・・・だ。
たった1人で。



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/common/cover/sig0andblekg007.png)