少女と過保護ーズ!!続

「ハイネ・・・」


「う"う"~~」




八雲さんの体力も気力も限界なのはわかってる。



どうしよう・・・

どうしよう‼


このままじゃ、二人とも‼




「頼む・・・ハイネ」


「いや‼その選択はないのっ」



何か・・・

何・・・


そうだ‼



「八雲さん‼」


「・・・ん?・・・ん!?」



あたしは八雲さんの頬を両手で挟み、上を向かすと唇に唇を合わせた。


どうかあたしの元気を八雲さんに‼


元気でも生気でもあげるから‼


合わせた唇から伝わりますように。


押し付けるように合わせ続ける。



「ハイ・・・」


「元気伝わった!?」



突然のことに目を白黒させてる八雲さん。


でも顔色が少し戻った?


頬がほんのり赤くなってる。



「伝わる所か・・・っ」


「ん!?もう少しかな!?」


「ああ!」



あれ!?


八雲さん、元気戻ってない!?


って、そんな場合じゃない!!




「ん・・・・っ」



もう一度。



伝われ。


ここから逃げらるだけの元気をどうか八雲さんに‼




「ハイネ」


「ど・・・「もう一回」」


「んん!?」




今度は八雲さんから。


おもわず、開いた唇から八雲さんの舌が。




「ん・・・ふぅ・・・」



ん!?


マジで元気じゃないか!?

八雲さん‼




ドオッ‼




「‼??」


「まだ足りねぇが・・・」


「八雲さ・・・」


「もう大丈夫だ。ありがとうハイネ、逃げるぞ」


「うん‼」




八雲さんが立ち上がる。



立ち上がった‼




「が・・・もう出口がねぇな・・・」


「う・・・」




あたしが入ってきた入り口ももう柱が落ちて塞がれてる。




「八雲さん‼」


「ん?」


「志門が居ない‼」



すぐ近くで倒れてた志門が居ない‼




「ああ。誰かが連れてったな」


「そんなっ‼」



アイツが逃げたら・・・‼



「問題ねぇ。外にはアイツが居る」




アイツ??



ドォォッッ‼‼



「ハイネ‼」


「八雲さん‼コレッ‼」


「ん!?・・・それは!?」




あたしは秘密兵器を八雲さんに手渡すも・・・・。