少女と過保護ーズ!!続

八雲さん。



嗚咽で声がでない。



あたしは八雲さんが居れば、今この瞬間でさえ幸せだ。




「泣くな。ハイネは笑顔が一番可愛い」




今度は手で涙を拭われる。




「うっぐっ、ひっぐっっ‼」




笑いたいのに・・・涙があとからあとから出てきて・・・




「危ねぇ‼」


「‼??」




突然、八雲さんが覆い被さってくる。






ドォォッッ‼‼





すぐ近くで大きな物が落ちる音が‼





「大丈夫か!?」





八雲さんが焦った表情で覗きこんできた。





「あたしは大丈夫‼八雲さんは!?」





足なんか挟まれたりしてないよね!?





「俺も大丈夫・・・って言いたいが・・・」



「!?」





身体を起こした八雲さんに手を引っ張られ立たされる。





「行け・・・」



「え?」




何・・・・?



八雲さんが倒れた。




「八雲さん!?」





助け起こそうとしたら突き飛ばされる。




「行けっ‼」




血の気の失せた顔であたしを睨みながら怒鳴る。




「やだっ‼」




首を左右に振り全力で拒否する。


また八雲さんを置いていく?


冗談じゃない‼




「俺もすぐ行く。だから・・・」


「やだっ‼」


「ハイネ」


「やだ‼絶対やだっ‼1人じゃ行かない‼」




八雲さんを連れ帰る。


皆に約束したんだ。




「これくらいじゃ、俺は死なない。だがハイネ。お前は・・・・」


「やだっ‼」


「死ぬかもしれないんだぞ!?」


「やだっ‼」


「ハイ・・・」



もう・・・・


もう二度と・・・・




「離れたくないよぉ・・・」





あたしは八雲さんの首にしがみついた。