少女と過保護ーズ!!続

ぶきっちょ八雲さん‼



今!?


今ココで入ってくるの!?



志門も微妙な顔してるよ‼



ミシッッ‼



軋む音が酷くなり、視界が・・・




「ごほっっ‼」




喋ろうとするも砂ぼこりがっっ‼


しかし志門から目は放せない。


目を放せば確実に襲われる。





・・・・・・熊かっっ‼




ドォォォンッッ‼‼




‼??



すぐ近くに屋根の柱が落ちてきた。



ブワッと巻き上がる埃に砂に木々の欠片。




「ハイネ!!」


「だい・・・大丈夫・・・‼八雲さんは・・・‼??」


「俺も大丈夫だ‼」




良かった・・・。



ドっドっドっドっ‼‼



心臓が早鐘を打つ。


時間がない‼‼



目に砂ぼこりが入らぬようにガードしながらも志門を見失わないように。



「約束‼」



ビッとあたしは腕を上げた。


あの日絡めた小指を立てる。




「覚えてますか‼??」


「当たり前だ‼‼」




即答。



嬉しくて笑ってしまう。




「おいっ‼‼お前らっっ‼‼俺をっっ・・・」










「「うるさいっっ‼‼」」




自分を無視されイライラした志門があたし達の会話に割って入ろうとしたのを、八雲さんと二人ハモって阻止する。



こっちは大事な話してんでしょーが‼‼


お母さんに習わなかった‼??


人の話は最後まで聞きなさいって‼‼



あたし達の剣幕に志門が顔を歪めて黙る。