少女と過保護ーズ!!続

「死ねやぁぁ!!真木八雲ぉぉぉーっっ!!!!」


「ぐっ!?」



この中で最強であろう竜希に奴らが一番群がり、背後から警棒で背中を殴られいた。


それに気を取られた隙に、志門ががむしゃらにサバイバルナイフを振り回して俺に突っ込んでくる。


なんとか避けるも、何ヵ所か浅く切られた。



「竜希っっ!!」


「やっくんっ!!」


「総長っっ!!」


「真木さんっっ!!」




「「来るな」」




こっちに来ようとする仲間達に言い放つ。


すぐ様、殴ってきた奴を回し蹴りで床に沈める竜希。


俺は俺で志門の攻撃を凌ぎきった。



「目の前の敵に集中しろ」


「皆で帰るんだ」


「「「…………………」」」





アレだけ騒がしかった場が静かになる。


"邪魅"達の表情が苦々し気に歪んだのがわかった。




「「「オオオオオーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!」」」




だがその表情は、教会を揺るがす"黒豹"達の咆哮でかき消される。




「すぐっこんな奴らすぐに倒してやりますよっ!!」


「真木さんがっ真木さんがっ!!皆で帰るんだってっ!!」




落ち着け。




「「「皆で、チビ姫と無事に帰るんだーーーっっ!!!!」」」




"黒豹"の士気が、グッと上がった。




「イケるな?八雲」


「誰に言ってんだ?」


「一撃食らうとか、弱くなったんじゃねぇか竜ちゃんよー」


「うるせぇよ、桂」


「負けたら赦さないよ、やっくん」


「ああ」


「お前ら全員殺られたら、俺が敵とってやるよ」


「「「「殺られるか、バカ蓮」」」」


「揃えんなっっ!!」



総長と幹部のいつもの軽口。



負けねぇよ。


俺らは。




ミシッ…ミシッ……







「……笑って…んじゃ…ねぇ…ぞ!!真木ぃぃぃぃ!!」




志門の絶叫。





ミシッ…!!!!