少女と過保護ーズ!!続

八雲side






   "大好き!!"





切羽詰まった状況で、声を張り上げ唱えてくれた最強・最愛の呪文。


俺のためだけに紡がれた言霊。


それが俺を守り強くする。



俺の前でハイネを拐う?


一度目に成功したのは俺が居なかったからだ。



今は俺がいる。


で、心強い"家族"がいる。





させねぇよ。


もう2度とこんな目にはあわせねぇ…!!






「…や…くも…さん」




いつも、いつも"俺"を守ってくれてありがとう、ハイネ。


こんな状況でまだ俺の心配をしてくれるハイネに少しだけ視線をやり、笑う。



俺は大丈夫。



今度は俺の番だ――――。