少女と過保護ーズ!!続

ドカァァーーンッッ!!!!



ブゥーン!!


ブゥーン!!!!



なんの音だ?


俺はバイクにくくりつけていた毛布を引っ張りだしチビネに巻きつけながら、音のする方へ向く。




「ぎゃぁぁぁぁぁっっ!!」




大絶叫。



……いや、うん。



さすが竜ちゃんだわ。



男を1人、ジャイアントスイングで放り投げてた。


投げ終わったと思ったらまた別の奴を捕まえてジャイアントスイング。


次々次々投げていく。


投げる場所は俺らが開けた壁の穴だったり、俺とチビネの所に来ようとしてる奴らにだったり。


たまにスッポ抜けた奴が、まだ無事な壁を突き破って外へ飛んでったり。



そのたんびに悲鳴が上がる上がる。



「お前らは退けっ!!ソイツは俺がやる!!」



おお!!


なんかレスラーみたいなガタイの良い奴が竜ちゃんの前に躍り出た。




「慎哉さんっ!!」


「慎哉さんだっ!!」


「来てくれたんっすね!!」


「「「慎哉さんっ!!!!」」」




ワァァァっと沸き上がる歓声。



へぇ。


慕われてんだな。



あの"邪魅"の総長よりよっぽど…。



それにドヤ顔で手を上げ答える慎哉とやらだったが…。




「おわぁっ!?」


「危ねぇっ!!!!」



仲間を自分のとこに放り投げられ、慌てて避けてた。




仲間だろうが。


キャッチしてやれよ。



なんてシラケた目で奴らを見てれば。






『デカイ図体で俺の視界を塞ぐんじゃねぇ』