少女と過保護ーズ!!続

力強く揃えられた皆の答え。




「お前は俺らの…"黒豹"の大事な妹だ。ずっと」


「……う"ん"!!」




皆の視線を受けて、それに答えるべくニッと笑って返事をすれば、皆も笑ってくれた。




「蓮。チビを頼んだぞ」


「ああ。もう指一本触れたせたりはしねぇ!!」




キッパリと頷く蓮くん。



『さぁて…待たせたな』



竜希さんがあたしから離れ先頭に立つ。


その後ろを守るように麻也が、そして麻也の左に八雲さんが、右に桂が立つ。



蓮くんはまだ、あたしの怪我の手当てをしてくれてる。




『よくも俺らの大事な家族を拐い、仲間を手加減なしに痛め付けてくれたな』


『たった二人を数十人で襲うとか、どんだけ卑怯だよ』




……そうだっっ!!


あたしってば、自分のことばかりで!!




「蓮くん!!ハゲさんとゴブさんは!?」




あたしのっっあたしのせいで、酷い暴力をうけたあの二人は!?!?


起き上がろうとしたあたしを制する蓮くん。




「落ち着け、チビネ。あの二人ならもうピンピンしてる」


「……本当!?」


「ああ。アイツラは体が頑丈なのと頭の形が良いのが誇りなんだぞ!!」



頭の形が良い……。



うん。

確かに丸い良い形だけども…!!



でも……。



「良かったぁぁぁぁ。無事で!!生きててくれて、良かったよぉぉぉぉっ!!」


「アイツラも早くチビネな会いたいって、ココまで来ようとした」


「え!?」


「流石に止めたが。だからチビネ」


「ん?」


「早く帰ろうな」




優しい蓮くんの声と表情に頷いた。


とたん、瞼が重くなる。



「寝ていいよ。俺が守るから」


「あ……りが……と」




あたしは我慢出来ずに目を閉じると、意識はすぐに深い眠りについた。