少女と過保護ーズ!!続

もうこの方法では飲ませられないから、ハイネにペットボトルを持たせる。


ハイネは茹でタコみたく(熱のせいもあるが)なってて、俺はもう一度額にキスをした。


そんな俺達を見ていた桂が俺の右側を見て目を見開いた。



「やくっっ」


「シーっ」



叫びそうになる桂を指と視線で止める。


叫ばれたらハイネにバレてしまう。


わかってくれたのか黙った桂が、革ジャンを放り投げてきた。



「??」



ハイネに着せようとすれば、「違う…」と言われる。



「着とけ」



俺にか。


だがそれじゃあ。



「寒くねぇ」



迷いなく言い張るも、みるみる内に震えだす桂。



「けー。…ぐっじょぶ」



ハイネ。


二人にそこまで言われて着ないわけにはいかねぇ。



暖かいな…。




「すまん。ありがとう」




素直に礼を言えば、ギョッと桂がこっちを見てくる。



さて。

時間がねぇ。



俺はハイネを抱き上げると壊れていない椅子に寝かせる。




「大丈夫か?もう少しだけ待てるか?」



ハイネを無事に病院に連れていくには、ココを突破しなければならない。


ワラワラと教会に入ってくる奴らを倒して。


雑魚っぽい奴らばかりだが人数だけは多い。



"自分も"黒豹"だから、大丈夫"



キッパリ言い切ったハイネ。



しんどいだろうに、目はしっかり俺たちを見据えてる。