少女と過保護ーズ!!続

閉じた唇を舌先で開け、ゆっくりと水と薬を移していく。



「…んんっっ」



薬を拒もうとするハイネの舌とソレを阻止しようとする自分の舌とが自然と絡み合う。


ビクッと体を震わすハイネ。



熱があるせいか、びっくりするほどハイネの口内は熱い。


全て流し終えた所で、観念したのかコクンと喉が鳴った。



きちんと飲めたな。



名残惜しいが唇を離せば、ハイネが胸に顔を埋めてきた。



「…やくもしゃ…のバカァ…っ」




耳まで真っ赤。


それは薬のことか。


口移しのことか。



あまりの可愛さに額にキスを落とす。



「………水…」


「ん?」




大分喉が渇いていたんだろう、すぐにハイネが水を要求してきた。


脱水症状にもなりかねないから、水はこまめに飲ませないと。



俺が口に水を含もうとすればフルフル首を振るハイネ。




「…はわわっじぶで…飲め…」


「自分のことを、じぶとか噛む人はダメ」


「……ふっ……んぁ…」



有無を言わせず俺はまたハイネに口づけて水を流し込んでいく。



コクコクと、今度は拒むこともなく素直に飲んでいく。



その姿にホッと微笑んでいれば…




ゴンッッ!!



殴られた。


首がグキッと鳴り傾く。


結構本気だったな…桂の野郎。


俺は何か勘違いをしてる桂に薬と水を見せる。




「薬はわかった。が、口移しで飲ます理由は?」




呆れ半分驚き半分と微妙な表情で聞いてくる桂。



理由?


んなの、俺がハイネを感じたかったから。



キッパリ言い切れば、もう一度殴られそうになり避けた。