少女と過保護ーズ!!続

散らばって落ちてる木片で体のあちこちを傷付け、左肩を強打した。



「…ぐっ」




肩が外れそうなほどの衝撃に、聞かせてはならない呻き声が口から漏れた。




クソッ!!




「…や…くも…さん」




ああ。


ほら。


心配させた。



すぐ耳元で、心配げに揺れる愛しい子の声がした。



そのあまりの弱々しさに心臓が悲鳴を上げる。



俺のせいだ。



守るってずっと言ってきた。



なのに守れず…。



痛みで飛びかけた意識がすぐに引き戻され、この腕に戻ってきたハイネを抱きしめる。



「ハイネ!!ハイネ!!」




目を…目を開けてくれ!!



視界が歪み、知らず知らずの内に泣いていた。



1つ2つとハイネの顔に涙が落ちる。



馬鹿かっ!!


泣き止め!!


泣きたいのはハイネなのに!!



どれだけの恐い思いを…痛い思いをしたことか。


傷付いたとこを確認していく。


撫でていく。



熱に、女が言っていた指、後は小さな擦り傷とか。


でも太ももの傷は未だに血を流してる。


俺が…遅かったばっかりに。


自分を殺してやりたくなる。



「うぬぅ…」



とハイネが呻いた。


ちょうど目を開けた時に俺の涙が目に入ったらしい。



慌てて拭えば。




「…やくもしゃ…」