少女と過保護ーズ!!続

ギィィィィィィ……


教会の前になんとか辿り着き志門が扉を開ける。


両開きの扉は暫く開けられてなかったのか、蝶番が錆びた耳障りな音を立てた。


予想以上の大きな音に、ビクリと体が震える。



見つかるんじゃなかろうかと周りを見渡すも、こっちに向かってくる足音も懐中電灯らしき灯りも見えない。




ホッとしたのも束の間。



ドンッッ!!



と背中を押されあたしは教会の中へ。



一歩歩くたびに床に積もった埃が舞い上がる。



「なっ!?」



そしてまた音を立てて閉まっていく扉。



「ちょっとっ!?」


「ここで隠れて待ってろ。俺は周りを見てくる」


「!?」




一人で逃げる気!?


足手まといのあたしを置いて!!



志門と離れるのは願ったりだけど、こんな所で置いていかれたら逃げ場がっっ



音を立てるのは嫌だったけど、もう一度扉を開けようとした。



でも




『居たぞっ!!志門だっ!!』


『一人だっ!!女はどうした!?』


『捜せっっ!!!!』




っっ!?



突然の大きな声に体が硬直する。



志門が見つかった!!


やっぱりあたしのことも捜してる。



何人もの足音が教会の周りから聞こえてきた。



……ヤバい。



見つかるのも時間の問題だった……。