志門side
チュッ!!!!
「!!??」
「必要以上に顔を近付けんな!!」
高遠ハイネから真木八雲の名を聞きたくなくて、キスで黙らせてやろうとしたが俺は"黒豹"とキスしてた…。
正確には笛に刻まれた"黒豹"と。
咄嗟に高遠ハイネは俺と自分の唇の間に笛を持ってきたのだ。
大きな猫瞳が嫌そうに細まる。
「あたしにキスしていいのは、八雲さんだけだ」
ドンッと体を押され、予想外のことに呆けてた俺は高遠ハイネから手を放してしまう。
真木八雲だけ……だと?
「お前…してんのか…?ソイツと……」
車内が静まり返り、どいつもこいつも聞き耳立ててやがる。
「なっとったっっ!?」
ボンッと高遠ハイネの顔が真っ赤になった。
何を言ったかはさっぱりわからなかったが、己の唇を触り、ふんにゃりと幸せそうに笑う高遠ハイネ。
誰もが、その甘く可愛らしい笑顔に見惚れた。
「へぇ…」
ドス黒い感情が沸々と沸いてくる。
そんな表情を引き出すのが、自分ではない男であることに。
「だが、今からずっとお前にキスするのは俺だけどな」
「なっ!?」
「ちょっ…」
「テメェはいちいち、しゃしゃり出てくんな!!」
高遠ハイネのオマケの女が邪魔しないよう先に黙らす。
「真木八雲なんて…」
「イヤッッ!!!!」
狭い車内に逃げ場はない。
俺は高遠ハイネの後頭部を掴みまたその体を引き寄せる。
さっきまでの笑みは消え、恐怖と嫌悪ごっちゃ混ぜの表情で、俺の顔を…手を引き剥がそうと躍起だ。
だが。
「逃がすかよ!!」
「……八雲さん!!!!」
さっき阻止された笛は、後頭部を掴んでる手とは逆の手で抑え込む。
邪魔するものは、何もない。
チュッ!!!!
「!!??」
「必要以上に顔を近付けんな!!」
高遠ハイネから真木八雲の名を聞きたくなくて、キスで黙らせてやろうとしたが俺は"黒豹"とキスしてた…。
正確には笛に刻まれた"黒豹"と。
咄嗟に高遠ハイネは俺と自分の唇の間に笛を持ってきたのだ。
大きな猫瞳が嫌そうに細まる。
「あたしにキスしていいのは、八雲さんだけだ」
ドンッと体を押され、予想外のことに呆けてた俺は高遠ハイネから手を放してしまう。
真木八雲だけ……だと?
「お前…してんのか…?ソイツと……」
車内が静まり返り、どいつもこいつも聞き耳立ててやがる。
「なっとったっっ!?」
ボンッと高遠ハイネの顔が真っ赤になった。
何を言ったかはさっぱりわからなかったが、己の唇を触り、ふんにゃりと幸せそうに笑う高遠ハイネ。
誰もが、その甘く可愛らしい笑顔に見惚れた。
「へぇ…」
ドス黒い感情が沸々と沸いてくる。
そんな表情を引き出すのが、自分ではない男であることに。
「だが、今からずっとお前にキスするのは俺だけどな」
「なっ!?」
「ちょっ…」
「テメェはいちいち、しゃしゃり出てくんな!!」
高遠ハイネのオマケの女が邪魔しないよう先に黙らす。
「真木八雲なんて…」
「イヤッッ!!!!」
狭い車内に逃げ場はない。
俺は高遠ハイネの後頭部を掴みまたその体を引き寄せる。
さっきまでの笑みは消え、恐怖と嫌悪ごっちゃ混ぜの表情で、俺の顔を…手を引き剥がそうと躍起だ。
だが。
「逃がすかよ!!」
「……八雲さん!!!!」
さっき阻止された笛は、後頭部を掴んでる手とは逆の手で抑え込む。
邪魔するものは、何もない。



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/common/cover/sig0andblekg007.png)