少女と過保護ーズ!!続

「もうケリがついたか」


『ああ』



……??



……なんだ??



アイツの声にしては、やけに低く…まるで獣のような…。



『"黒豹"の圧勝でな』



!!??


あっ!?



「誰だっっ!?!?」



確かに電話の名はアイツ。



『"邪魅"総長、志門淳だな?』



ブワッと毛という毛が総毛立つ。


電話越しで、この殺気。


まさか…。



「吉良竜希………」



"黒豹"総長――。



まさか総長自ら…だと!?



「―竜希さん!?」



高遠ハイネが、掴みかかって来ようとするのを止め、喋らぬよう口を塞ぐ。



「んっ!?んぅうっっ!?!?」


『…そこに居るな?うちの姫が』


「だとしたらなんだ??………"邪魅"はどうした??」


『がぁぁぁぁぁぁっ!!』


『もう止めてく…れぇ』



電話の向こうから聞こえてくる、呻き声と絶叫、赦しを乞う声。


これが全て"邪魅"の奴らの――??



「100人は居たはず…」


『100??足りねぇな。俺を…"黒豹"を潰したかったら500は連れて来い!!』


「なっ!?」



500!?


電話の向こうの状況から、あながち嘘ではないように思える。



これが"黒豹"

総長、吉良竜希。