少女と過保護ーズ!!続

調子に乗るな!?


拐われて、勝手に気に入られて、調子に乗る!?



『お前ら皆、地獄に堕ちろ』



離れないように、キツく井坂さんに抱き付き言い放てば、場が殺気立つ。


そして無理矢理、あたしたちを引き離しにかかる男たち。



ナメんなよ。


こちとら抱きついたら離れない、スッポンと言うアダ名を持つ女だぞ。


天敵桂に1回言われただけだけど!!



「ちょっ…」


「巻き込んでごめんなさい。ケガさせちゃってごめんなさい。皆がもう少しで、きっと来てくれる。それまで、なんとしても守るから…」



井坂さんがあたしを見て、目を見開く。



「いいっ加減離れろや!!」



焦れた一人の男が、拳を振り上げた。



殴られる!!!!



「止めてっ!!」



!!??



井坂さんが叫び、とっさにあたしを抱え込もうとする。



ダメっっ!!



それじゃあまた井坂さんが殴られてしまう!!



これは一度離れた方が!!







「止めろ」


「志門さん!!」



男たちが場を空け、志門が悠々と現れた。



「そいつは大事な人質だ、手を出すんじゃねえ」


「「「…………ハイ」」」



悔しげに男たちが引き、井坂さんと一緒に行けることとなった。


こんな男に助けられたのは嫌だったが、殴られなかったことには心底ホッとした。