少女と過保護ーズ!!続

どんどん電話の向こうが騒がしくなってきてる。




『誰に聞いてんだ?お前』



獰猛に笑う獣の気配。


ああ。


久しぶりに暴れるもんだから、スイッチが入ってしまってる。


スットパーの八雲、蓮、チビ助も側には居ない今、死人が出なきゃいいが…。


玄関から飛び出し、たった1つあるエレベーターへ行けば、使用中。


言わずがもな、八雲である。


ここは8階。


降りて上がってくるのを待つより階段の方が早い!!



「ああ!!クソッッ!!」


『なんだ?』


「俺は頭脳派で、馬鹿ーズみたいに体育会系じゃねぇんだよ!!」


『あらヤダ、桂くん。桂くんが頭脳派とかウケる!!』


「本気だっっ!!」



からかい口調に本気でツッコむ。


ウケるって、なんだ!!



ドタタタタッ!!!!

ダァァァーーーン!!!!



もう駆け降りるじゃない、飛び降りるだ。


喋ってる間にも、ドンドン騒がしくなっていく向こう側。



何十?まさか百越え!?


予想より大分、多い……。