少女と過保護ーズ!!続

テーブルに置いてある包帯、痛み止に熱冷ましに……注射器。


それらを見て、俺は絶叫した。


これはハイネに使われた物だ、きっと。



『あああああ"あ"!?!?』



あの電話での、ハイネの絶叫。


絶対に忘れることの出来ないソレは、やはり怪我をしたためだったのか。



どこを怪我したんだ!?


熱も出るほどの怪我って!?





ゴカ゚ッッ!!!!



注射器を握りしめ、テーブルにおもいっきり頭突きした。



落ち着け。


俺がパニクってどうする。



『大好き!!!!』



そんな状況なのに、自分の身よりも俺を優先してくれたハイネの言葉に俺は答えたい。



俺も大好きだ!!と。


必ず、側に行く。


無事で。

どうか無事でいてくれ。


まだ、ハイネが寝てたであろう布団は温かかった。


ならばココを出てから、そう時間は立ってない。


拐ったのは、間違いなく"邪魅"だろう。


"黒豹"が潰しに来ることを知り、"姫"を人質にってところか。



どこまでも…!!


怒り狂う気持ちを意地で抑え込み、包帯と薬を手に部屋から飛び出す。



「八雲!?!?」



違う部屋を探してた桂の声を聞きながら。