少女と過保護ーズ!!続

「ハイネ!!!!」



芹原優のマンションに乗り込み叫ぶ。



「ハイネ!!返事を……っ!?」



飛び込んだ一室の異常さに、俺は息を飲んだ。


写真だらけの部屋。


そこに写るのは、たった一人の女性。


ほぼ全てが隠し撮りのようなその写真、どことなく幼く、それでいて母性溢れる笑顔の不思議な魅力を備えた女性。



それが誰か、なんてすぐわかる。


ハイネの部屋に大事に飾られてる写真を毎日見てるから。


笑顔がハイネにそっくりなこの女性こそ


高遠寧々。


ハイネの母親。


ハイネはこれを見ただろうか。



気付いただろうか。



自分が母親の身代わりだと――。



気付いたんだとしたら、たった一人で心を痛め、歯を食い縛り泣くのを我慢してるだろうハイネを早く助け出して、抱きしめてやりたい。


おもいっきり泣かせてやりたい。



なのに…俺は間に合わなかった。



「あああああああああっっっ!!!!」