少女と過保護ーズ!!続

竜希side



「空!!こっちに来い!!お前は俺らの仲間…」


『黙れ。俺らの仲間?利害が一致しただけの同盟だ。お前らの仲間になったつもりはない』




真っ直ぐ、背筋を伸ばし、"九龍"を睨む"紅蓮姫"。


凜とした空気は美しく惹かれる。


なるほど、さっきから取り乱してる津山は"紅蓮姫"に惚れてるのか。


わかる気もするがな。



『その同盟も今日で終わりだ。"紅蓮姫"は"九龍"との同盟を破棄する。いいな?影山』



しかし俺ら、ほったらかしか。


一刻も早く、皆と合流してチビのとこへ行きたいんだが。


麻也も焦れてるが、まだ許可をもらってない。



「空ぁぁぁぁぁあ!!!!」


「唐突だな。何があ…」


『唐突?俺らは言い続けたよな?"邪魅"はこの県の毒だ。排除すべきだと』


「「…………」」




黙りこくる"九龍"。



本当のことらしい。


麻也が拳を握りしめる。


ああ。

そうだな。


排除されてたら…と思っちまうよな。



だが。



『だか、お前らは放置し続け、結果』



"紅蓮姫"が俺らを見る。


悔しげに、申し訳なさそうに。


おもわず、頭を撫でそうになった。


もうチビで親しんだ条件反射だ。



『他県の人間にまで、被害が及んでしまった』