少女と過保護ーズ!!続

これ…は。


雰囲気、体型ともにハイネに似てる…と思ったけど。


大きな間違いで。



"総長"と言われるわけだ。


竜くんや、やっくんに匹敵する。


その存在感も濃い殺気も。



周りは圧倒され口を閉ざし、クソ野郎は歯をくいしばり痛みを堪えるような顔をしてた。



"九龍"総長は顔色も変えず立ってるが、この女の方が明らかに…



――――――格上だ。



「なんでだよっっ!?空!!この男の方が良いってか!?」


「勝」



己の総長に呼ばれるもクソ野郎は止まらない。



あげく…。




「ふざっけんなっっ!!ふざけんなよ!?俺がどんなにっっ」


「竜くんっっ!!!!」



ツカツカとクソ野郎が竜くんに近付いてきたかと思えば、まだ土下座してる竜くんの顔面目掛けて、力加減一切なしの蹴りを放ってきた。



わかってるのに、竜くんはその場を動かない。



受けて立つんだろう。



真っ直ぐ、クソ野郎を見据え笑みまで浮かべてる。



がっっ!!


んなの許さない!!



俺らの総長に指一本触れさせてたまるかっっ!!