少女と過保護ーズ!!続

"邪魅"だとー?



あのゲス共か。


が、なんでわざわざ隣県のしかも、厄介な"黒豹"を?




「ダッセェ」


「仲間をボコボコにされるとか、弱すぎだろ」


「もーその拐われた家族とやらも何されてるやら」



失笑、爆笑、下品な笑いが沸き起こる。


酷く耳障りなソレ。


歯をくいしばり耐える"ウサギ"に、俺だけを見て…いや睨んで、微動だにしない吉良。



「"邪魅"は俺らが跡形もなく潰す。その許可をもらいに来た」



抑揚なく言う。


怒りすぎて、冷静になってんのか。


本来の吉良は、感情豊かで騒がしい。



それが。




「………」


「おいおいおい。他県の奴らが好き勝手言ってんじゃねぇよ」


「勝」



いつの間にか、"九龍"幹部、津山 勝(つやま しょう)が居た。


この中の誰かが連絡したのか。



奴は俺の肩に手をかけ"黒豹"の奴らを見る。



「土下座くれえしろや。俺らの県を荒らすんだ、それぐらい当然だろ?」



シレッとそんなこと言いやがった。