少女と過保護ーズ!!続

10分前。




"九龍"倉庫にてーー。




「ヤダー!!雨人ってばー!!」


「エッチ~!!」




キャハハハハハッと幹部部屋に甲高い女たちの笑い声が響く。



今、幹部部屋には俺と数人の女たちしか居ない。



元来、幹部しか入れないこの部屋。



でも今は"姫"が居ないから、女たちは自由に入れるようにした。



"九龍"5代目総長 影山雨人(かげやま あまひと)



この俺が。


女たちと遊び、ケラケラ笑ってた俺だが。




ダダダダダダダッッ!!!!



騒がしい音がしたと思ったら、ノックもナシにドアが開いた。




「総長!!!!」


「きゃあっっ!?」


「やだぁぁぁ!!」



半裸の女たちが体を隠して、入ってきた男を睨む。



「オイオイ。ノックしろって、いつも言ってんだろーが」


「すっすみません!!」



俺の言葉に慌てて後ろを向く男。



「でも!!緊急です!!」


「あ?」


「隣県より2台のバイクが真っ直ぐこちらに向かって来ます!!」


「あ"!?」



隣県…だと!?


思い浮かぶのは"あの男"



「どこの奴かわかるか?」



ビリッと幹部部屋に重い緊張が走る。


女たちがソレに気付き、服を着はじめた。



「あのスピード、テクニック!!そして、2台とも漆黒のバイク。間違いありません!!あれは黒豹です!!」