少女と過保護ーズ!!続

開いたドアから、ゾロゾロと男達が入ってきた。


どの男達もガラが悪く、あたしと井坂さんを見てはニヤニヤしてる。



「なっ何!?あんた達!!どっどうやってココに入って…」



「どうやって?そりゃあこうやってだよ」



「優っっ!!」



「……」



一番最後に入ってきた四人の中に奴が居た。


この家の主。


でも…。



「ちょっと!?優を離しなさいよっっ!!」



井坂さんが立ち上がり、アイツの元へ行こうとするも男の1人に捕まり動けなくなる。



「離して!!ねぇっ!!優!!何があったの!?優!!」



懸命にアイツに話しかける井坂さん。


それでもアイツは何も話さない。


それどころか、視線を下に向けたまま上げようともしない。



まあ。


二人の男に身動き出来ないように取り押さえられてるから、顔を上げようにも無理といえば、無理か。



それに時折くぐもった声が聞こえてくる。


……既にもう何発か殴られてる?



あたしは一言も発っさず、なんとか状況を理解しようとしてみるが……これまた無理。


この男達はなんなのか?何故、芹原優は捕まってるのか?



あたしごときの頭でわかる訳がない。



何が起こり、始まろうとしてるのか…。