怪我は包帯とギブスで両足とも固定されていた。 「な、なんで…」 言ったのは私ではなくて理彩だった。 理彩もかなり驚いている様子だった。 「オレ、実は…」 そう言って駿介が怪我をした理由を説明した内容はこうだった。