二人の想い   ~素直になれない~

司会進行役の人が現れた。
これからの流れを説明している。

そして『城野本海翔』が登場した。

「俺には双子の弟がいます
今まで特に公表していませんでしたが、俺と間違えられてよく追い掛けられてるみたいです
最近はで彼女と撮られた写真が出回っているようです」
俺と祥子さんについてだ。
「二人共一般人なんで、ちゃんと確認して頂きたいと思います」

『いくら双子でも』とか、ごちゃごちゃ言ってる。
マネージャーが司会に合図した。
俺を見て驚いている。
裕斗も口をぽか~んと開けている。
してやったりのマネージャーと俺。

「似ているらしいのですが、彼女さんは違いが分かるようで。
今までは、親とマネージャーくらいだったんですが
、まあ当然彼女なら判りますよね」
これは榊原姫華に対してのメッセージだろう。

記者達が振り返って見てくる。
そこで「見ても良いけど撮影はしないでくださいね」