へなちょこリリーの惚れ薬

「トレニアや」
「はい」

「いつもリリーと遊んでくれてありがとうね。……お前さんは、学校には行かないのかい」
「私にはもう、あの学校で学ぶことがありませんから。天才だし」
「学ぶのは魔法や勉強だけじゃない。それはリリーもお前さんも一緒さ」

「……私はいいんです。好きで行ってないんだから。でもリリーは」
「なんだい」