『帰りに寄り道してから帰ろう。』
蓮見さん達は帰りに足りなくなった
食材とお酒を買ってから帰ると
言っていたので、筒井さんが私に
そう言ってくれた
「はい、嬉しいです。」
『フッ‥‥』
「な、なんですか?笑って‥‥」
運転しながら何故か嬉しそうに笑う
筒井さんが気になり顔を覗き込んだ
返事をしただけなのに、
もしかして変な顔でもしてたとか?
『初めてここに来た時と比べると、
返事を返すのに精一杯だったお前が
感情も言えるようになったなって‥』
「えっ?そ、そうですか?」
初めてここに来た時は、確か
スタートから筒井さんを困らせたっけ‥
早く大人になりたくて、
子供扱いされるのが嫌で、
自己嫌悪に陥ってたことを思い出し
恥ずかしくなった
『お前はそのままでいいよ‥‥』
湖のそばの公園に車を停めると
ちょうど夕陽が水面に反射して、
昼間とは互いとても綺麗に感じる
「‥筒井さん」
『どうした?』
車から降りると、車を背にもたれた
筒井さんに後ろから抱き締められ、
2人で静かに湖を眺めていた
私が後ろを少し見上げると、
筒井さんも私の方を向いてくれ、
そのまま暫く見つめていると
ゆっくりと唇が重なった
『お前からおねだりとは珍しいな‥』
「ち、違います‥‥ンッ」
話したいのに、結局何度も深く
落とされたキスに暫く答えていると、
体から力が抜けてしまった
いくら道路から見えずに陰になってる
とはいえ外でこんなに何度もして
しまうなんて‥‥
『顔が真っ赤‥‥夕陽みたいだな。』
「つ、筒井さんのせいですから‥」
クスクス笑う筒井さんの腕の中で
ぐったりする私を抱き締めてくれると、
その温もりに暫く包まれていた。
「あ、あの‥‥筒井さんは
1人じゃないですからね?」
『なんだ?‥‥急にどうした?』
「‥今日時計を作ってた時に、
5人で同じ時間に完成したものが
動き出した時に、すごく私なんかが
言うと烏滸がましいのですが、
仲間っていいなって思ったんです。
ご家族とは離れ離れになってしまい
ましたが、筒井さんのまわりには
一緒に過ごしていける仲間がいて
最高に心強いなって‥‥。」
少しだけ私を抱き締める力が
強くなったので私も背中に腕を回して
筒井さんを抱き締めた
『お前もいてくれるんだろ?』
「‥はい‥もちろんです。」
『フッ‥‥はぁ‥このまま今お前を
抱けないなんて拷問だな‥‥』
蓮見さん達は帰りに足りなくなった
食材とお酒を買ってから帰ると
言っていたので、筒井さんが私に
そう言ってくれた
「はい、嬉しいです。」
『フッ‥‥』
「な、なんですか?笑って‥‥」
運転しながら何故か嬉しそうに笑う
筒井さんが気になり顔を覗き込んだ
返事をしただけなのに、
もしかして変な顔でもしてたとか?
『初めてここに来た時と比べると、
返事を返すのに精一杯だったお前が
感情も言えるようになったなって‥』
「えっ?そ、そうですか?」
初めてここに来た時は、確か
スタートから筒井さんを困らせたっけ‥
早く大人になりたくて、
子供扱いされるのが嫌で、
自己嫌悪に陥ってたことを思い出し
恥ずかしくなった
『お前はそのままでいいよ‥‥』
湖のそばの公園に車を停めると
ちょうど夕陽が水面に反射して、
昼間とは互いとても綺麗に感じる
「‥筒井さん」
『どうした?』
車から降りると、車を背にもたれた
筒井さんに後ろから抱き締められ、
2人で静かに湖を眺めていた
私が後ろを少し見上げると、
筒井さんも私の方を向いてくれ、
そのまま暫く見つめていると
ゆっくりと唇が重なった
『お前からおねだりとは珍しいな‥』
「ち、違います‥‥ンッ」
話したいのに、結局何度も深く
落とされたキスに暫く答えていると、
体から力が抜けてしまった
いくら道路から見えずに陰になってる
とはいえ外でこんなに何度もして
しまうなんて‥‥
『顔が真っ赤‥‥夕陽みたいだな。』
「つ、筒井さんのせいですから‥」
クスクス笑う筒井さんの腕の中で
ぐったりする私を抱き締めてくれると、
その温もりに暫く包まれていた。
「あ、あの‥‥筒井さんは
1人じゃないですからね?」
『なんだ?‥‥急にどうした?』
「‥今日時計を作ってた時に、
5人で同じ時間に完成したものが
動き出した時に、すごく私なんかが
言うと烏滸がましいのですが、
仲間っていいなって思ったんです。
ご家族とは離れ離れになってしまい
ましたが、筒井さんのまわりには
一緒に過ごしていける仲間がいて
最高に心強いなって‥‥。」
少しだけ私を抱き締める力が
強くなったので私も背中に腕を回して
筒井さんを抱き締めた
『お前もいてくれるんだろ?』
「‥はい‥もちろんです。」
『フッ‥‥はぁ‥このまま今お前を
抱けないなんて拷問だな‥‥』



