小柄ながらもナチュラルでとても
綺麗な人だし、明るくて優しいから
どんな人に恋をしてるかすごく
気になってしまう
『不毛な恋よ‥。奇跡がおきなければ
叶わないような相手だもの。
あっ、勿論不倫とかじゃないわよ?
ちゃんとした人だから。』
良かった‥‥。
不毛なんて言うから一瞬疑って
しまいそうになる
でもそんな望みも少ない人なのに、
思い続ける恋をされてるなら
尚更うまくいってほしいと願う
「その人が好きそうなご飯があれば
レシピ纏めますからいつでも
言ってください。」
ガッツポーズを作ると、
ハイタッチを求められ、軍手をはめた
古平さんと手を合わせた。
『おっ!いい香りがしてるねー。
お酒が進みそう。』
3人ともラフな部屋着スタイルに
着替えてきたので、カトラリーや
器を用意して改めて乾杯をした。
「じゃがバターにお好みで明太子と
マヨネーズを合わせたのでどうぞ。」
軍手をはめてホイルをとると、
十字に切った割れ目にバターを落とし、
網の上に置いたホイルトレーにうつした
熱すぎて私は食べれないけど、熱々で
食べたい筒井さん達がハフハフ
しながら食べて白ワインをグイッと
飲んでいた。
『美味い。もう一つ食べるからな。』
「ふふ‥まだありますからゆっくり
気をつけて食べてくださいね。」
あんなに沢山あった料理も
あっという間に空になり、
片付けが始まる頃にはみんなまた
ウトウトし始めていた。
別荘に来る目的は、のんびりダラダラ
有意義に過ごすというツアーなので、
働き始めたらできない時間の
過ごし方をみんなそれぞれしていて
いいなって思える
『お前は寝ないのか?』
今日もウッドデッキで一緒に
本を読んでいた筒井さんが、
キルトマットの上で寝そべり
少し眠そうな顔をして本を閉じた
「先に寝られてください。
筒井さんがまたこうして眠れる
ようになったことが嬉しいので。」
昨年、事故にあってから2ヶ月くらい
睡眠障害に陥っていた時はとても
心配だったけど、今では前のように
かなり長く眠れるようになったので
本当に安心したのだ
『‥‥お前がいるからだよ。』
「ふふ‥‥そうでしたね。
大丈夫ですよ?ここにいますから。」
『子どもにあやされる日が
来るとはな。‥‥おいで‥』
背後から抱きしめられ、筒井さんの腕に
もたれながら本を読んでいると、
規則正しい寝息が聞こえ、わたしも
少ししてから一緒に眠った
綺麗な人だし、明るくて優しいから
どんな人に恋をしてるかすごく
気になってしまう
『不毛な恋よ‥。奇跡がおきなければ
叶わないような相手だもの。
あっ、勿論不倫とかじゃないわよ?
ちゃんとした人だから。』
良かった‥‥。
不毛なんて言うから一瞬疑って
しまいそうになる
でもそんな望みも少ない人なのに、
思い続ける恋をされてるなら
尚更うまくいってほしいと願う
「その人が好きそうなご飯があれば
レシピ纏めますからいつでも
言ってください。」
ガッツポーズを作ると、
ハイタッチを求められ、軍手をはめた
古平さんと手を合わせた。
『おっ!いい香りがしてるねー。
お酒が進みそう。』
3人ともラフな部屋着スタイルに
着替えてきたので、カトラリーや
器を用意して改めて乾杯をした。
「じゃがバターにお好みで明太子と
マヨネーズを合わせたのでどうぞ。」
軍手をはめてホイルをとると、
十字に切った割れ目にバターを落とし、
網の上に置いたホイルトレーにうつした
熱すぎて私は食べれないけど、熱々で
食べたい筒井さん達がハフハフ
しながら食べて白ワインをグイッと
飲んでいた。
『美味い。もう一つ食べるからな。』
「ふふ‥まだありますからゆっくり
気をつけて食べてくださいね。」
あんなに沢山あった料理も
あっという間に空になり、
片付けが始まる頃にはみんなまた
ウトウトし始めていた。
別荘に来る目的は、のんびりダラダラ
有意義に過ごすというツアーなので、
働き始めたらできない時間の
過ごし方をみんなそれぞれしていて
いいなって思える
『お前は寝ないのか?』
今日もウッドデッキで一緒に
本を読んでいた筒井さんが、
キルトマットの上で寝そべり
少し眠そうな顔をして本を閉じた
「先に寝られてください。
筒井さんがまたこうして眠れる
ようになったことが嬉しいので。」
昨年、事故にあってから2ヶ月くらい
睡眠障害に陥っていた時はとても
心配だったけど、今では前のように
かなり長く眠れるようになったので
本当に安心したのだ
『‥‥お前がいるからだよ。』
「ふふ‥‥そうでしたね。
大丈夫ですよ?ここにいますから。」
『子どもにあやされる日が
来るとはな。‥‥おいで‥』
背後から抱きしめられ、筒井さんの腕に
もたれながら本を読んでいると、
規則正しい寝息が聞こえ、わたしも
少ししてから一緒に眠った



