夜、10時になって私と翼は家を出た。
あの、ひまわり畑に……。
「夜だと、涼しくなんな。」
「そだね。」
「一年前と、変わってねーな。」
「うん…。」
一年前の夏。
私たちの誕生日だっけ。
あの日、初めて翼が私に心を許した日だった。
そして、翼が星のことが大好きだってこともわかった。
この頃から、私は翼が好きだったのかなあ。
「誕生日、もうすぐだな。」
「うん、あと3日。」
「ああ。7月18日。なんか、欲しいもんある?」
「んー?いらないよ。翼がいるだけで充分。」
「そか…。俺、弱いやつだけど…、何も出来ねぇけど…。必ず、お前のことは守ってやる。…だから、、、」
「「あ…!」」


