私が翼の元へ行くと、「いい子♪」なんて言って、頭を撫でてくれる。 さりげない優しさも、私は好き。 「泳ぎいく?」 「うん。」 私たちは、2人で海の中へ入った。 翼の体は、中3とは思えない筋肉の付き方で、がっしりしていた。 なんか、頼もしい。 って、何考えてんの~!! 私ったら変態化していってる? 「妄想はその辺にしといたら?」 ふと我に返ると、翼が私の顔の近くまできていた。 「…翼……?……ンンッ…。」