荷物も片付け終わり、夕飯の時間になった。
「夕飯、バイキングなんだろ?」
「そうみたいだよ?」
レストランへ向かい、4人でテーブルを囲んだ。
「いっただきまーす!」
翼は、お肉を見るなりそれにがっついた。
なんか…、子供みたい。
「なに見てんだよ?早く食えよ。」
「うん...。わかってる。」
翼に見つめられると、やっぱり心臓の音がうるさい。
「陽奈ちゃん?食べないの?」
心配してくれた侑美も、気を遣って、まだ何も食べてない。
「あ、食べるよ?」
「そ?よかった☆」
私は侑美に、ニコッと笑いかけた。


