フェリーに乗って、まず我が家へと向かった。
ピーンポーン
「は~い。」
ガチャ
「陽奈…?」
「まま~っ!!」
私はままに飛びついた。
「陽奈~!!来るなら来るって、言いなさいよ~っ!!」
「まま~!!」
私はそれだけしか、言うことができなかった。
だって。
一年前と、
全く変わってなかったから…。
「とりあえず、上がりなさい!」
「ありがと。」
「今日は、泊まっていくの?」
「泊まっていいの?」
「へぇ?」
ままは、何とも言えない突拍子の抜けた声で言った。
「あたり前じゃない!
部屋も、そのままだから使いなさい。」
「わかった。」


