---引っ越し当日。 「陽奈?寂しくなったら帰ってきていいんだからね? ここは、陽奈の家だから。」 まま…。 「ありがと。」 「陽奈…。俺、なんも出来ねぇけど、応援してるから。頑張れよ?」 「波くんも、頑張ってね?」 「陽奈、俺は陽奈が幸せになってくれたら、それでいい。幸せになってね。」 「嵐も、幸せになってね。」 「タクシー来たわ。」 ままが寂しそうに呟いた。 「じゃ、行くね。」 「またいつか、帰ってくるからね。」 「えぇ。いつでもいらっしゃい。」 ままの涙腺は爆発寸前だった。