おじさんが私に渡してくれたもの。 茶色い封筒。 そして、小さな箱。 「翼、開けてもいい?」 私は、翼に聞くと茶色い封筒を開けた。 『婚姻届』 紙には、確かにそう書かれていた。 「うそ...でしょ?」 ううん、ウソなんかじゃない。 婚姻届の欄に、『紅翼』と、『島崎陽奈』と書かれていた。 勝手にハンコなんか押しちゃってさ。 翼…。 好きだよ? 愛してる。 だぁいすき。 私は、寝ている翼に、そっとキスをした。