「それじゃあ…響也くん、好きなユアチューバーは?」
え?
また新しい単語が出てきた。
「ゆあちゅーばー…っていうのは何なんだ?」
「嘘でしょ…。響也くん、yourtube観ないの?」
yourtube…。
世界的に有名な、動画配信サイトだな。
「そうだな…。観たことがない訳ではないが…」
「だよね?どんなシャンルが好きなの?ゲーム配信とか?」
何だゲーム配信って。
「以前観たのは…確か、交通事故に遭遇した時の、適切な応急手当の仕方とか…」
「…」
「熱中症の応急処置の仕方、とかいう動画を、レポートの参考にする為に観たことがある」
「…全然面白くなさそう…」
えっ。
別に俺は…エンターテイメント性を求めていた訳じゃないんだが…。
「響也くん…。君、普段は一体何をして過ごしてるの…?」
「何をして、と言われても…。普通に生活してるだけだが…」
「あ、じゃあ好きなゲームは?私、最近スマシスにハマってるんだけど」
ゲーム?すましす?
それも固有名詞なのか?
「…ゲームはやったことがない」
「えっ、嘘…。じゃあ…えーっと、好きなアニメは?私、今スパイモノのアニメにハマってるんだぁ。知ってる?クラス全員がスパイの…」
「アニメは見たことがない」
「…ゲームもやらなければ、アニメも観ないなんて…」
そんなに驚くようなことか…?
でも、そういえば。
クラスメイト達のお喋りが時折、昼休みなどに、聞きたくなくても聞こえてくることがあるが。
俺にはさっぱり分からない、不思議な固有名詞ばかりが出てきて。
一体何について話てるんだろうと思っていたが…もしかしたらあれは、ゲームやアニメの話なのかもしれない。
成程。俺がさっぱり知らない訳だな。
「じゃあ…うーん…。漫画は?漫画は読む?最近流行ってるじゃない。有名なファンタジーコミックの…」
「漫画は読まないな」
「…何なら読むの?」
え?
「最近読んだのは、歴史の本だな。中世の身分制度についての解説書…」
「うわぁ…。…つまらなさそう…」
そんなことはなかったけどな…。
「響也くんの私生活が気になるよ…。毎日、何をして過ごしてるの…?」
「そう聞かれても…。勉強したり…従兄弟に勉強を教えたり…」
「勉強ばっか…」
それは昔からなんだ。
それ以外に何をしたら良いのか、分からなくて。
「面白い話が出来なくて済まないな」
「別に良いけど…。君みたいな高校生もいるんだねぇ。何だか、逆に新鮮だよ」
「そうか。それはありがとう」
「…褒めた訳ではないんだけどね…」
…えっ?
え?
また新しい単語が出てきた。
「ゆあちゅーばー…っていうのは何なんだ?」
「嘘でしょ…。響也くん、yourtube観ないの?」
yourtube…。
世界的に有名な、動画配信サイトだな。
「そうだな…。観たことがない訳ではないが…」
「だよね?どんなシャンルが好きなの?ゲーム配信とか?」
何だゲーム配信って。
「以前観たのは…確か、交通事故に遭遇した時の、適切な応急手当の仕方とか…」
「…」
「熱中症の応急処置の仕方、とかいう動画を、レポートの参考にする為に観たことがある」
「…全然面白くなさそう…」
えっ。
別に俺は…エンターテイメント性を求めていた訳じゃないんだが…。
「響也くん…。君、普段は一体何をして過ごしてるの…?」
「何をして、と言われても…。普通に生活してるだけだが…」
「あ、じゃあ好きなゲームは?私、最近スマシスにハマってるんだけど」
ゲーム?すましす?
それも固有名詞なのか?
「…ゲームはやったことがない」
「えっ、嘘…。じゃあ…えーっと、好きなアニメは?私、今スパイモノのアニメにハマってるんだぁ。知ってる?クラス全員がスパイの…」
「アニメは見たことがない」
「…ゲームもやらなければ、アニメも観ないなんて…」
そんなに驚くようなことか…?
でも、そういえば。
クラスメイト達のお喋りが時折、昼休みなどに、聞きたくなくても聞こえてくることがあるが。
俺にはさっぱり分からない、不思議な固有名詞ばかりが出てきて。
一体何について話てるんだろうと思っていたが…もしかしたらあれは、ゲームやアニメの話なのかもしれない。
成程。俺がさっぱり知らない訳だな。
「じゃあ…うーん…。漫画は?漫画は読む?最近流行ってるじゃない。有名なファンタジーコミックの…」
「漫画は読まないな」
「…何なら読むの?」
え?
「最近読んだのは、歴史の本だな。中世の身分制度についての解説書…」
「うわぁ…。…つまらなさそう…」
そんなことはなかったけどな…。
「響也くんの私生活が気になるよ…。毎日、何をして過ごしてるの…?」
「そう聞かれても…。勉強したり…従兄弟に勉強を教えたり…」
「勉強ばっか…」
それは昔からなんだ。
それ以外に何をしたら良いのか、分からなくて。
「面白い話が出来なくて済まないな」
「別に良いけど…。君みたいな高校生もいるんだねぇ。何だか、逆に新鮮だよ」
「そうか。それはありがとう」
「…褒めた訳ではないんだけどね…」
…えっ?


